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想い出 小児まひになった日7
 よくお客様に「赤ちゃんは2歳半くらいにようやく脳も体も完成するのです。ですから本当の意味で喧嘩をするようになるのはこの頃から以降なんです。この頃から3歳くらいで、物と物との関係を理解しだすので、皆3歳以前の記憶は無いのですよ」とお話しします。

 私は寝かされていました。周りにはお医者さんが3人くらい居たと思います。この頃小児まひ「ポリオ(小児麻痺・急性灰白髄炎)」が流行っていたそうで、現在では(ワクチン)で防ぐことができる病気になっていますが、当時は随分大変だったようです。
 そのお医者さんの一人が聴診器で私を見ようとしたのですが、何か機嫌が悪かったのか、具合が悪かったからか、酷く泣いて聴診器をつかんで引きちぎったのを覚えているのでした。
 脊髄性小児まひだった訳ですが、最新の医療では、神経を悪い所を迂回して繋げることが出来るようになったそうですが、もう今となってはね?

 そのころ流行っていたので、友達にも随分居ました。靴の修理のおじさんの息子さん(千一さん)もそうだったし、昔の彼女もちょっとだけ(緊張すると唇がぴくぴくするそうでしたが、あまり分からなかったけど)マヒがありました。イイノ君もそうだよね、君に会いに行きたいな。

 しかし、お医者さんが3人集まって私を診察していた時、他にも父や母も居たと思うのですが、それは覚えていないのに、あの情景だけはしっかり覚えているのです。
 そんなことを母などに言っても「そんな事貴方が覚えてる分けないじゃない」と言われるに決まっているので、今まで一度も聞いた事はありません。

 学校に行ってからは、随分からかわれたり、いじめられたりしましたが、良い友達が居てとても世話になったと今考えてみると感謝したい気持ちです。
 そう言えばあのころ皆にビッコ、ビッコと言われましたが「おまえビッコだから、座ってろよ」とか皆悪気ではない意味でビッコと言っていました。近年ビッコという言葉は差別用語だから、足の悪い人と言いなさいなどと、言われます。その瞬間からずっと差別用語を言われていたことになってしまいました。
 あのころ、充分に気を使って私を見てくれていたし、差別であった事はあまりありませんでした。そんな事にしてしまった人たちが悲しい人たちでした。

  
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【2011/02/10 18:54】 カフェでのはなし | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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